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αβΓの書き方とそれぞれの意味・数学におけるαβΓの書き方

更新日:2020年08月20日

「α」「β」「Γ」と、数学をやっていたら目にするこの文字、実はギリシャ語のアルファベットなんです。今回は、英語に似ているようでちょっとちがう、「α」「β」「Γ」の魅力や書き方を公開します!他のギリシャ語のアルファベットの書き方や魅力もについても、ご説明します。

この文字って何なの?

高校生レベル以上の数学をやっていると、見覚えがなく、書き方も分からない記号が出てくる時があります。例えば、「Δ」であったりや「λ」という記号です。大学で数学を勉強すると、もっといろいろと出てきます。実はこれらの記号は、「ギリシャ文字」と呼ばれるものです。

ギリシャ文字は、現在のギリシャ語でもアルファベットで使われているもので、3400年もの歴史を持つものです。中学校の教科書に載っている円周率「π(パイ)」もギリシャ文字の一つで、正式なギリシャ語発音では、「ピー」に近い発音をします。

これらのギリシャ記号、数学では非常によく使われています。そのギリシャ文字の始めにあたるもの、英語で言えば、a、b、c、になるのが、α、β、Γ、です。

α・β・Γの書き方とそれぞれの意味は?

ギリシャ文字は、よく出てくる割には書き方が複雑です。書き方については正式には学ばないので、分からない方も多いでしょう。書き方を間違えてしまうと、うまくかけずに、本来の文字とはかけ離れた姿になってしまいます。

ここでは、ギリシャ記号で特によく出てくる、α・β・Γの書き方と発音の仕方をご説明します。

α(アルファ)の書き方

まず、αは「アルファ」と発音します。アクション映画や戦争映画でたまに、「アルファチーム」と出てくることがありますが、このαです。

英語のアルファベットの、aと非常に似ていますが、書き方も似たものです。αを書く時には、aと同じように書きながら、上の屋根の部分を飛ばす要領です。

具体的な書き方は、まず右斜め上から書きはじめ、そのまま左下に弧を描く様に進んでいきます。そして、円を書きながら右下にペンを進め、最後に右下の尻尾の部分で終了です。このときに、ちょっと尻尾の部分を跳ねる書き方をすると、オシャレに見えます。

β(ベータ)の書き方

このβは、「ベータ」と発音します。書き方は、英語のBとは違い、左下の飛び出ている線のところから書き始めます。まず、左下から線を上に伸ばし、その後は数字の3を書く要領で、始めに書いた縦線の左下のところにペンを持ってこれば完成です。全体的に右上がりの書き方をすると、本格的に見えます。

βと英語のBとは書き順も書き方も違うので、ご注意下さい。

Γ(ガンマ)の書き方

このΓは、「ガンマ」と呼びます。放射線の一種で、ガンマ線というものがありますが、そのガンマです。

Γの書き方は、日本語で話し言葉を表すカッコ(「)とまったく同じです。Γ(ガンマ)の方が「より横線が長いですが、数学で使うときにはΓ(ガンマ)の方しか使わないので、そこまで気になさらなくても大丈夫です。

また、Γの小文字は「γ」ですが、書き方は、まず左上から弧を描くように下に書きます。そして、下で小さい円を描くようにクロスさせ、カーブをつけながら右上にペンを移動させます。この時、左上の線よりも、右上の線を若干長い書き方をすると、綺麗なγになります。

αの意味は?

αはギリシャ語のアルファベットの一番最初に位置し、物事の始めを意味します。例えば、新約聖書のヨハネの黙示録にも、αは世界で一番最初のものとして登場しています。

数学では角度を表したり、複素数をグラフにする時の横軸の値として使われます。また、αは他にも、角度、代数方程式の解などにも使われます。物理学ではα粒子というものがあり、ヘリウム4という物質の原子核を表しています。放射線の一種であるα線は、α粒子が流れているものです。

βはどう使われる?

βは、ギリシャ語ではαに次いで2番目の位置を占めています。英語やラテン文字など、ギリシャ語を起源とする文字を「アルファベット」と呼びますが、これはαとβに由来しています。

βは、積分の一種であるβ関数というものを一文字で表します。また、αと同時に2次方程式の解としても使われることがあります。

また、色々な製品の頭文字につけられることもあり、昔はビデオテープと同じような商品に、「βマックス」というものがありました。ソニーから発売されており、技術的には高かったものの、その技術を使いこなせるのはある程度機械に詳しい人だけだったので、プロからは好まれましたが、一般家庭にはあまり届きませんでした。

それではΓは?

Γは、ギリシャ語のアルファベットの3番目に位置する文字です。車メーカーのスズキが、オートバイの商標としてΓを登録していましたが、現在では発売中止されています。また、放射線の一種としても、ガンマ線というものがあり、Γの小文字であるγが使われています。

また、質量を表す単位や臨床医学で薬剤の量を測る単位としても使われていて、共にごく微量の数値を表しています。

数学におけるα・β・Γの書き方は?

数学ではギリシャ文字は頻繁に使われています。また、数学が大きく関わる分野の、物理学や生物学、経済学でも計算の時によく使われます。ここでは、数学でのギリシャ文字の書き方や使い方を、ご紹介していきます。

数学でのα

数学でαが使われるのは、方程式で具体的な数字が決まっていない場合や、複素数のグラフを書く時の横軸を表す記号として使われます。複素数では、横軸の値をα、縦軸の値をβ、虚数をiとして、α+βiと表現されます(iは2乗すると-1となる特別な性質を持っています)。また、幾何学では角度を表すものとしても、αが使われています。

また、経済学の分野では、パラメーターと言う変化しない数値を表すのに使われます。例えば、特定の国の経済に労働力が与える影響など、その国に固有の数値を決めてしまうと計算が楽になる時にαが計算式に使われます。

また、膨張率、電離度、減衰率など、自然科学の分野でも特定の割合を表す時に、αが使われています。

数学でのβ

数学の分野で、αに次いで使われているのがβです。αと同じように方程式や複素数で使われるほかに、角度を表すのにも使われています。角度を表す時は、ある三角形があったとして、「角A=α°、各B=β°、各C=30°のとき、αとβの値を求めよ」というような問題が出てくることもあります。

また、経済学でもαに次いでβはよく出てきて、供給関数や需要関数のパラメーターとしてよく使用されています。統計学、熱・統計力学、生物学、医学など、αと共に、βの出番は非常に多いです。

数学でのΓ

初回公開日:2017年08月14日

記載されている内容は2017年08月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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