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2018年04月05日

ガチョウの柄・卵の特徴・肉の特徴・アヒルや白鳥との違い

見ていてもかわいく、食べても美味しいガチョウですが、アヒルや白鳥と何が違うのでしょうか。ガチョウはどのような生態を持ち、アヒルとは違うどのような特徴があるのでしょうか。この記事ではガチョウの特徴についてご紹介します。アヒルと見間違える方は是非ご覧ください。

ガチョウとアヒルの違いって?

ガチョウはカモ科ガン亜科で、先祖はガンを原種に家禽として飼われるために改良されました。羽毛採集や食肉で家禽化されましたが、一方では愛玩動物としても飼われています。それに対するアヒルは、カモ科マガモ属で、先祖はマガモを原種に家禽化するために改良されました。

アヒルもガチョウと同じように、羽毛採集や食肉の目的のために家禽化されましたが、愛玩動物としても可愛がられています。

このように先祖が違うガチョウとアヒルですが、それ以外にはガチョウとアヒルとは何がちがうのでしょうか。写真で見てもなかなか違いを見分けることはできません。この記事では、ガチョウとアヒルの違いについて、また違いだけでなく、ガチョウの特徴や食べ方までご紹介します。

ガチョウとアヒルの羽根は違う!

ガチョウとアヒルの羽根には大きな違いがあります。それは価格です。同じ水鳥の羽根ですが、アヒルはダック、ガチョウはグースといい、グースの羽根で作ったダウンのほうが価格も機能性も高くなっています。それにはいくつかの理由があります。

その一つは、アヒルの羽毛よりもガチョウの羽毛のほうが羽根の中心にある羽枝にコシがあって強く、ダウンがいたみにくいということ。もう一つは、アヒルよりもガチョウのほうがコシがある分絡みづらくだまになりにくい、という特徴があります。そのため、ダウンを作るときにはガチョウのほうが重宝されますし、原毛の価格の設定も高くなっています。

ガチョウの舌は歯が生えている!?

ガチョウの口の中をまじまじと見つめたことのある人は少ないでしょう。そのためアヒルとの口や舌の違いを見つけることはできなさそうですが、実際にガチョウの口はとても怖い作りになっていて、細かい歯が生えています。ガチョウのクチバシのはじと、舌のはじには、ぐるりと周囲を囲むように細かい歯がびっしりと生えています。

この歯は、口を閉じてもくちばしのはじからはみ出ており、ギザギザした細かい歯をびっしりと見つけることができるでしょう。この歯は、舌の一部が変化したものです。また、他の水鳥もこのギザギザの歯を持っており、これでかたい水草を食べることができます。

ガチョウだけにあるコブ

ガチョウのクチバシの上には特徴的なコブがあります。これはガチョウだけに見られるもので、アヒルにはありません。ただしこのコブは個体差が大きく、まったくコブのないガチョウもいれば、大きくできるもの、またオスかメスかによっても異なってきます。

ガチョウの中でもシナガチョウと言われる種類のガチョウには必ずコブがあります。このシナガチョウは人懐こいので、愛玩動物や番犬がわりにも飼われています。ガチョウのコブはその個体の個性ともいえるものなので、見かけたらよく観察してみると面白いでしょう。

ガチョウのクチバシは危ない

舌に歯が生えているように、クチバシにも細かいギザギザの歯が生えています。ですから、間違ってクチバシではさまれてしまうと、噛み跡がつくこともあるでしょう。それに対し、アヒルのクチバシの特徴は口角が上がっていることです。まさにアヒル口というクチバシをしています。

またアヒルのクチバシはツルリとしていてガチョウのようにはっきりと見分けられるような歯はありません。それ以外にも、アヒルのクチバシの先はまっすぐなのに対し、ガチョウのクチバシの先は曲がっています。恐竜を思わせるような原始的な美しさが残っているのがガチョウのクチバシです。

体つきも違う!

ガチョウとアヒルではその体つきも違ってきます。ガチョウはスラリとしていて、いかにも水鳥という細長い体をしています。それに対し、アヒルはずんぐりとした体つき。アヒルの体つきはカモに近いと言えるでしょう。体つきの違いから、歩く時の姿も変わってきます。

アヒルはお尻を振ってかわいく歩く印象がありますが、ガチョウはお尻を振って歩くことはなく、もっと静かな歩き方をします。アヒルがかわいい系なら、ガチョウは美人系だと言えるでしょう。また、ガチョウのほうが体がほんの少し大きいことが多く、明らかに違うのは、首の長さが違うということです。

アヒルの首はカモのように短いですが、ガチョウは白鳥のように長い首を持っています。

ガチョウからフォアグラを生産するには?

ガチョウのフォアグラの生産方法は過酷なものとなっています。まず、卵からかえった雛を選別するところから始まります。メスの肝臓は血管が多く食味が悪いため、メスは卵からかえったあと速やかに捨てられ殺されます。その後、オスだけを残し、外で飼って体力をつけさせ、ある程度大きくなってから飼育小屋にという狭い檻に閉じ込めて動けないようにします。

その後、口の中に鉄のパイプを入れ、直接胃まで餌を大量に流し込みます。これは体中が餌まみれになるほど行われます。毎日3回ずつ、無理やり鉄パイプで餌を流し込みますが、徐々に量を増やしていき、強制的に脂肪肝を作ります。これを1か月続けると脂肪肝になった肝臓が2kgほどに肥大します。

このあと、殺してフォアグラを取り出します。現在ヨーロッパではこの飼育方法が動物虐待にあたるとして、多くの愛好家からいろいろな動きが出ています。

ガチョウの肉の特徴って??

ガチョウの肉はアヒルよりも高級品となっています。その理由ですが、ガチョウはアヒルと違い、体重の重さから空を飛ぶことはできません。そのため、成鳥になるのに2年ほどの時間がかかり、効率が悪いため、価格的に高くなってしまいます。しかし、日本ではガチョウは展示されるために飼育されることが多いので、食肉として見られることはほとんどないでしょう。

市場にあまり出回らないガチョウ肉とはいえ、肉を調理する際には、カレーの味付けで煮込んだり、うま煮で使われることもあります。しかし、やはり食肉としてよりも愛玩動物として飼われているのが一般的でしょう。

ガチョウの卵の特徴は?

ガチョウの卵の特徴は、大きさが違うくらいで味はニワトリの卵とは何も変わらないと言われています。ただし大きさがあるため、食べ応えが違うという声を聞きます。白身は鶏の卵よりも透明感があり、弾力があります。

これだけでなく、ガチョウの卵はスーパーなどで買うことができず、ガチョウを飼育している人が生みたての卵を採集してきて食べるため、黄身の新鮮さが全く違います。では、それ以外にはニワトリの卵などとは何が違うのでしょうか。次はガチョウの卵の大きさについてご紹介します。

ガチョウの卵の大きさ

ガチョウの卵はどのくらい大きいのでしょうか。ガチョウの卵の平均的な大きさは、おおよそ9cm×6cmほどです。これは鶏の卵よりも二回りほど大きいサイズです。日本国内ではガチョウの卵はあまり売られていませんが、ヨーロッパでは一般的に市場で見かけられます。ガチョウの卵で目玉焼きを作るときの注意点は、蓋がかならず必要ということです。

黄身がこんもりとしてとても大きいので、黄身まで火を通そうとすると白身が焦げてしまうでしょう。

ガチョウの柄のいろいろ

よくアヒルと間違われる白いガチョウには2種類あり、シナガチョウという種類と、エムデンという種類のガチョウがいます。シナガチョウは人によくなつきますが、他人への警戒心が強いため、番犬がわりに飼われることの多いガチョウです。エムデンはヨーロッパで多く見られる種類ですが、主に食肉用に家禽として飼われています。

見分け方はどちらも真っ白ですが、シナガチョウにはコブがあり、エムデンにはありません。次に色のついたガチョウですが、これにはトゥールーズという種類と、アフリカガチョウという種類がいます。柄は、どちらも灰色と茶色が混じったカモのような色をしています。トゥールーズはフランス産のガチョウで喉に小さな袋があります。

対してアフリカガチョウは、アメリカでトゥールーズとシナガチョウが交配して作られた雑種です。また、アフリカガチョウにはコブがりますが、トゥールーズにはコブがありません。

ガチョウのレシピ!

ガチョウの肉が手に入りにくいとはいえ、もし手に入ったら美味しく食べたいと思われる方も少なくないでしょう。クリスマスになれば七面鳥だけでなくガチョウも出回る場合もあります。この記事では、ガチョウの料理とレシピについてご紹介しましょう。

ガチョウの丸焼きのレシピ

ヨーロッパでも特にドイツで作られる伝統的な家庭料理と言えばガチョウの丸焼きでしょう。ただし、ガチョウはかなり大きいので、一般家庭のオーブンに入るかが一番の問題になるでしょう。でももしガチョウがオーブンに入るならぜひ丸焼きを作ってください。じっくり焼き上げたガチョウの丸焼きは絶品です。

独特の香りがありますが、この香りが癖になり、ガチョウの丸焼きが好きな人は七面鳥の丸焼きではもう満足できない、という声をよく聞きます。また、七面鳥とは違い、非常に脂っぽい肉なので、食べ応えも充分あるでしょう。

ガチョウの丸焼きが簡単に作れるように日本人向けに書かれています。

出典: http://www.recipe-blog.jp/profile/16787/blog/11764237 |

ガチョウの脂ごはん

台湾の家庭料理で食べられるガチョウの油ごはんをご存知の方は少ないでしょう。日本のバターご飯のようなイメージですが、台湾のバターご飯に、非常に似ています。ガチョウの脂は通販で簡単に買うことができます。台湾ですので、中華食材調味料として検索するとすぐに見つけることができます。

ガチョウの脂にネギや刻んだしょうがをかけ、おしょうゆで食べると絶品です。ガチョウの脂はガチョウの肉と同じように、香りが高く大変美味しいうえに簡単に買うことができるのでおすすめです。

調理時間も短く、簡単に作れるガチョウの脂ごはんが紹介されています。

出典: http://www.recipe-blog.jp/profile/68108/blog/15036898 |

ガチョウと白鳥は何が違う?

ガチョウと白鳥の一番の違いはその大きさでしょう。白鳥の体の大きさはガチョウの大きさのおよそ倍あります。頭の大きさも白鳥が断然大きく、首も長いです。また、ガチョウはカモ科ガン亜科という種類でしたが、白鳥はカモ科ハクチョウ属という種類になります。つまり先祖もまったく違っています。

また白鳥には7種類あり、日本国内に渡ってきてみることができるのはオオハクチョウとコハクチョウの2種類の白鳥です。また、白鳥はガチョウと違って気性も荒く、特に子育て中の雌は人を襲おうとすることもあるほどです。ガチョウが家禽として改良されたものに対し、白鳥は野生種です。

ガチョウはかわいくて美味しい!

飼育されているガチョウを見ることは比較的多いでしょう。クチバシは怖いですが、人によくなつくガチョウは近くで見るととてもかわいいです。また、水鳥特有の美しいからだつきも魅力です。また国内ではあまり見かけませんが、ガチョウの肉も絶品です。フランス料理店では食べることもできるのでぜひ一度食べてみることをおすすめします。

ガチョウは見た目も性格もかわいく、そして食べても美味しいです。お近くにいるならぜひ見に行ってみるのはいかがでしょうか。

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