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「かたじけない」の意味と使い方・敬語の言い換え表現3つ

初回公開日:2017年07月19日

更新日:2020年03月08日

記載されている内容は2017年07月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「かたじけない」の意味と使い方は?類義語3選もご紹介します。「かたじけない」は時代劇などで使う古い言葉のように思いますが、決して死語ではありません。「ありがとう」「ごめんなさい」などの感謝の言い回しの丁寧語である「かたじけない」をご紹介します。

この記事がオススメな人

  • 「かたじけない」の意味がわからなかった人
  • ビジネスシーンで同じ意味の表現を知りたい人

「かたじけない」の意味

「かたじけない」の意味と使い方・敬語の言い換え表現3つ
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「かたじけない」とは「恐れおおい、もったいない」「面目ない、恥ずかしい」「ありがたい、感謝する」という意味です。

「かたじけない」を漢字では「忝い・辱い」と書きます。現在では使うことは少なく、他の言い回しが使われることが多いでしょう。

しかし、「かたじけない」のように意味の広い言葉を覚えることは、敬語を上手に扱うために役に立ちます。

昔から、使われていた〈語源〉

「かたじけない」は、平安時代から使われていたとされる非常に古い言葉で、一説には、「難し」「難し気」が語源となっており、「恐れ多い」という意味から「ありがたい」「もうしわけない」という意味になりました。

昔使っていた場面、言い方

「かたじけない」の意味と使い方・敬語の言い換え表現3つ
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武士が身に余る感謝の念を表して、「かたじけのうござる」と頭を下げている場面を、時代劇で見かけることがあります。

同じく武士が、失策をかばってくれた同輩へ「かたじけない」と謝意を表している姿も見かけることがあります。

また、「かたじけねえ」と町人が深く頭を下げて恐縮している姿も、同じく時代劇でよく見かけるシーンの一つです。

現代でのニュアンスと意味

「かたじけない」の意味と使い方・敬語の言い換え表現3つ
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「かたじけない」の現代でのニュアンスは「本当に心からありがとうございます」「大変面目ございません」「恐縮至極でございます」といったところです。

身に余る好意への感謝や、恐縮や、心からの謝意の気持ちを表す言い回しですから、軽々しく使うものではありません。使うシーンをよくわきまえて使いましょう。

「かたじけない」の使い方・類義語

「かたじけない」の意味と使い方・敬語の言い換え表現3つ
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「ご配慮、誠にかたじけなく存じます。」のように、身に余る親切や好意に対して、感謝の気持ちを伝えるときに使います。

「かたじけない」は謝意を表す意味ですから、「感謝します」「ありがとうございます」と言い換えることができます。

また本来の「恐縮している」という意味から、「恐れ多い」「申し訳ない」「恥ずかしい」と言い換えることもできます。

主な場面

「かたじけない」の意味と使い方・敬語の言い換え表現3つ
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「常々のお気遣い、かたじけなく存じ上げております」こちらは手紙の中で日頃の特別な気遣いに感謝しています。

また、謝意として使うなら、「この度は、○○様へ多大なご迷惑をお掛けいたしまして、かたじけなく存じております」となります。

恐縮の意味では、「○○課長、私のようなものをプロジェクトへお引き立ていただき、かたじけないです」となります。

「かたじけない」の類義語3選

「かたじけない」の類義語として、「恩に着る」「ありがたい」「感謝」の3つを挙げます。

使いにくい敬語でも、その意味をしっかりと理解して言い換えることで、正しく使うことができます。敬語を身につけておくと、さまざまな場面で重宝します。

例えば冠婚葬祭が代表的ですが、日常でも頻繁に使います。少し改まった手紙を書く場合にも欠かせません。

類義語1:恩に着る

「恩に着る」とは、恩を受けたことをありがたく思うことです。「かたじけない」の言い換えになります。

「恩」とは、人から受ける感謝に値する行為のことです。

例えば「○○さん、フォローしてくれて大変助かりました。恩に着ます。」と使います。

また、「貸してくれた本、役に立ったよ。恩に着るよ。」のような使い方もできます。

類義語2:ありがたい

「ありがたい」は「有り難い」のことです。(人の好意や手助けを受けたことが)感謝にたえないという意味です。これも「かたじけない」の言い換えになります。

例えば、 「ご配慮いただき、本当にありがたいことです」と使ったり、 「(進物などを)ありがたく頂戴いたします」のように使います。

「ありがとう」よりもかしこまった敬語表現です。

類義語3:感謝

「感謝」とは、ありがたいと思う気持ちを表すことです。また、その気持ちのことです。これも「かたじけない」の言い換えになります。

例えば、「ご好意に感謝いたします」や、「ご配慮いただき、誠に感謝いたします」のように使います。

こちらも、少々かしこまった敬語表現です。

ビジネスでの敬語表現3選

ビジネスシーンでの敬語表現として、「恐れ多い」「ありがたく存じます」「もったいない」を3つ紹介します。

取引先、上司に対する会話、メール、書類など、さまざまなビジネスシーンで敬語は使われます。つまり、ビジネスシーンでは敬語を使いこなせることが当たり前とされています。

そんなビジネスシーンで役立つ敬語を、例を挙げて具体的に説明します。

敬語表現1:恐れ多い

「恐れ多い」とは、立場の上の方から受けた厚意が、身に過ぎてもったいないという意味です。「かたじけない」の言い換えになります。

例えば、新人が大きなプロジェクトに参加を許された場合「○○部長、この度は恐れ多いことながら、○○プロジェクトへの私の参加をお許しいただき、誠にありがとうございます。」のように使います。

敬語表現2:ありがたく存じます

「ありがたく存じます」とは、(人の好意や手助けを受けたことが)感謝にたえないという気持ちを表す敬語です。

例えば、 「御厚志(情の厚い心。相手の好意など)ありがたく存じます」といった改まった手紙の文面で使われます。

または、立場の上の方から、何か好意を受けた場合のかしこまった返事として「ありがたく存じます」と答える場面もあるでしょう。

敬語表現3:もったいない

この場合の「もったいない(勿体無い)」とは、(目上の人からの好意が)分に過ぎて感謝にたえない、という意味です。

こちらは「もったいない」の最も一般的な意味である、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しんで、嘆く気持ちを表すことではありません。

例えばスピーチの席で、「もったいないお褒めの言葉をいただき、恐縮しております」と使います。

目上の方や、取引先や上司との会話、メール、手紙、書類、挨拶にいたるまで、敬語はビジネスシーンではもちろん、日常でも役立ちます。

冠婚葬祭や、目上の方に対する挨拶、会話など、敬語表現は欠かせないものです。そんな敬語を学ぶために、役立つ本をご紹介します。

「かたじけない」と言われた時の返し方

「かたじけない」の意味と使い方・敬語の言い換え表現3つ
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もし友だちから冗談で「かたじけない」と言ってきたときは、「お気に召さるな」「礼には及ばぬ」などと答えると洒落た返答になります。

「ありがとう」「申し訳ない」という意味での「かたじけない」に対しては、上から目線で偉い武将のように答えると場が盛り上がるでしょう。

フォローするように

折角めずらしい敬語で話しかけてくれたのですから、言葉遣いをフォローして会話をつなげてみましょう。

例えば「いや、拙者こそ、かたじけない。赤面の至り。全く汗顔の極みでござる」などと使えばいいでしょう。

たくさんのシーンで「かたじけない」を使おう

「かたじけない」は、とりわけかしこまった場面で使えることがあります。「かたじけない」は「ありがたい」「もったいない」の敬語表現です。

例えば、「ご好意の程まことにかたじけなく存じます。」と言えばかなりかしこまった言い方になります。また、「恐れ多い」「もったいない」という意味から「かたじけないお言葉に存じます。」ということもできます。

ビジネスでの敬語表現を使いこなそう

ビジネスシーンにおいて、敬語表現は必須のスキルです。取引や、上司との会話、メール、書類など、あらゆるところで敬語表現は使われます。

「かたじけない」を使うことはあまりないかもしませんが、それに類する敬語表現は頻繁に見かけます。ビジネスでの敬語表現を使いこなして、スキルUPにつなげましょう。

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