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【ビジネス】「お納めください」の意味と敬語表現・使い方と例文

初回公開日:2017年10月18日

更新日:2020年05月28日

記載されている内容は2017年10月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「お納めください」と「ご査収ください」の意味と使い方について見ていきます。「お納めください」にはどんな意味があるのか。「ご査収ください」はどんなときに使うのか。それぞれ、誰に何を送るかによって「お納めください」と「ご査収ください」を使い分けます。

「お納めください」という言い回し

あまり聞き慣れない「お納めください」という言い回しですが、ビジネス用語として使用されるこの言い回しについて、その意味と表現、使い方についてみていきます。どんな意味があって、どのように使うのでしょうか。

ここでは「お納めください」と、それに似た表現の「ご査収ください」について確認していきます。それぞれの例文も合わせて見てみましょう。

「お納めください」の意味と敬語表現

あまり聞きなれない言い回しの「お納めください」にはどのような意味があり、どんな時に使われるのでしょうか。敬語の1つで、ビジネスシーン、プライベートとどちらでも使うことのできる表現ですが、そもそもどんな意味なのかがわからないと、使いようがありません。

ここではその意味について、確認していきましょう。

「お納めください」の意味

「お納めください」の意味について確認していきます。まず「納める」には「決まった場所にしまう」「片付ける」「(相手に)渡す」などの意味があります。

「納める」の意味が「決まった場所にしまう」「片付ける」「渡す」、そして「お納めください」は、贈り物を贈るときなどに送り主が相手に対して使用する尊敬語です。尊敬語とは、相手を敬う表現の「敬語」です。

「お納めください」には、「どうぞ受け取って、しまってください」といった意味があります。対して受け取り側は「頂戴いたします」と言って受け取ります。尊敬語なので、立場が下の人や部下などには使用しません。基本は目上の人に使用する言い回し、と覚えておきましょう。

例えば結婚披露宴でお土産をもらう場合、送り主は「お納めください」と言って渡します。
受け取り側は「頂戴いたします」と言って受け取ります。これはビジネスで参加する式でも、プライベートで参加する式でも一緒です。

送付状・メール時の「お納めください」「ご査収ください」の使い方

【ビジネス】「お納めください」の意味と敬語表現・使い方と例文
※画像はイメージです

「お納めください」と似た意味を持つ言い回しとして「ご査収ください」があります。

「査収」という言葉はビジネスシーンでは良く使われており、この「査収」は「受け取って内容をよく調べてください(確認してください)」という意味があるため、例えば書類のやり取りやデータの受け渡しの時などで「ご査収ください」と使用されます。

今の時代、ビジネスシーンではデータのやりとり、資料の送付などがあって当たり前なので「お納めください」よりも「ご査収ください」のほうがよく使用されています。粗品など、物を渡す(差し上げる)場合には「お納めください」を使い、書類などを渡す(相手に確認してもらう)時に「ご査収ください」を使うイメージです。

使い分け方

「お納めください」「ご査収ください」の使い分けですが、通常ビジネスシーンで使用される送付状やメール本文では「ご査収ください」と使用されることが多く、書類を「お納めください」といった言い回しはあまり使いません。

ただし、書類を「お納めください」と言って渡すことが間違っているわけではなく、「お納めください」の言い回しはビジネスシーンであっても、プライベートシーンであっても使用できます。

ですが、本来は尊敬語のため、ビジネスシーンでは「ご査収ください」の言い回しを使用することが一般的で、プライベートシーンで「ご査収ください」と言い回しすることはあまりありません。例えばお中元などの贈り物を「ご査収ください」と言って渡したりはしません。

似ている言い回しですが、ビジネスシーンでは「ご査収ください」を使う、贈り物などを送る場合に「お納めください」を使う、としておけば不自然な言い回しにはなりません。

例文

【ビジネス】「お納めください」の意味と敬語表現・使い方と例文
※画像はイメージです

実際に「お納めください」と「ご査収ください」を使用した例文について、例文を見ていきます。「お納めください」は口語としても、書面での表現としても使用しますが、「ご査収ください」はメールや送付状で使用することが多いです。

例文の一例を見て、こんな使い方をすれば良いのか、とお考え頂ければ十分です。実際にどんなシーンでそれぞれ使用されるか、そのニュアンスについて見てみます。

お納めください

・「記念品を用意いたしましたので、どうぞお納めください」
・「商品券を同封いたしましたので、どうかお納めくださいますように」

どちらも贈り物をする場合の使用例です。結婚式や商品発表会で来客者、目上の方にお土産を渡すときに、「持って帰ってください」という意味で「記念品を用意いたしましたので、どうぞお納めください」と使います。

店舗の運営や営業で、相手に対してのお詫びや封書による案内を送るときや、贈り物やお詫びの品を送るときに「商品券を同封いたしましたので、どうかお納めくださいますように」とメッセージカードに記載する使い方です。お詫びとして粗品を持参する場合は「心ばかりの品ですが、どうぞお納めください」と使います。

受け取ったときの返信は「確かに受け取りました。ありがとうございました」「頂戴いたします」と返せばいいでしょう。

ご査収ください

・「見積書を添付いたします。ご査収ください」
・「次の書類を同封いたします。ご査収ください」

ご査収には「よく調べて受け取る」という意味があるため、受け取るものがあることが前提です。よく使用されるシーンとしては、書類の受け渡しが多く、各種書類の受け渡しでメールや送付状に記載することで使用されます。

ただ、受け手は「調べて受け取る」ため、調べるものがないのに使用すると、混乱してしまう可能性があります。ただ受け取るだけであれば「受領願います」「内容をご確認の上、受領願います」でも問題ありません。「ご査収ください」を使用する場合は、送るものが「よく調べる」ものかどうか、事前に確認して使いましょう。

返信は「受領しました」では不十分です。「査収」には調べる意味があるため
「確認させていただきました。特に問題ございませんでした」
「確認させていただきましたが、修正をお願いいたします」
と返信(返事)します。

これは、ただ「受け取った」だけではなく、内容を確認(調べて)しましたよ、という内容の返信を送らなければ、送り手と受け手で意味がおかしくなってしまうからです。

その他の例文

<商品や領収書を発送した時>
・本日商品を発送いたしましたのでご査収ください。
・領収書を発送致しましたのでご査収ください。

<資料をメール添付>
・添付ファイルにて詳細をお送りしておりますので、ご査収ください。

<書類の送付、商品の発送を丁寧に>
・本日書類を送付させていただきましたのでご査収願います。
・資料を本メールに添付しております。ご査収のほどよろしくお願いいたします。
・下記の書類を送付いたしましたので、ご査収くださいますようお願い申し上げます。
・ご注文いただきました商品をお送りいたしましたので、ご査収くださいますようお願い申し上げます。

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