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「ですかね」の敬語表現・ですかねの使い方と例文・別の敬語表現

初回公開日:2018年03月29日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2018年03月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

敬語と言うのは、使いこなしが難しいせいか、仕事で使うには向かないはずの敬語が色々混合して使われてしまいがちになります。今回は、そんな混合して使われがちな敬語の1つである「ですかね」に関して正しい敬語表現を紹介をしたいと思います。

「ですかね」の敬語表現

突然ですが、ある確認をしましょう。「この書類、この書き方ですかね」これは、尊敬語でしょうか。敬語と言うのは非常に奥が深いものなのですが、実はかなり紛らわしい部分があるため、使いこなしが非常に困難です。なので、大体の人はそこそこ丁寧な言い方と認識されていると、そちらの方に流れ、正しい敬語を使わなくなってしまます。

確かに、正式名称がすごく長いと省略した言い方の方が世の中に広まりますし、いわゆるタメ口で言うよりも丁寧に言っている分いくらかよしとするべきでしょう。しかし、そこそこ丁寧な喋り方で通用するのは、同じ職場の同僚だったり、仲のいい先輩に限定されます。今回は、そんなあやふやになっている言葉である「ですかね」の敬語変換に関して紹介します。

「ですかね」の敬語での使い方

「ですかね」の時点で敬語。とおもう人もたくさんいますが、実はそれが敬語のトラップです。一見すると丁寧に言っているように見えるのですごく紛らわしいのですが、最初にも説明したとおり、かなり気心の知れた間柄でないと職場関係者には使用するべきではない言い方になります。

まずは、この「ですかね」がなんで敬語じゃないのか、を説明する前に、敬語とはなんぞや、と言う事を改めて知る必要があります。敬語とはなんなのかを知れば、おのずと「ですかね」がなぜ敬語と呼ばれないのか、がわかります。

敬語の種類

まず、敬語の種類に関して復習をしましょう。敬語は「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」と言う3種類の言葉で形成されていると教わってきた人がたくさんいるとおもいますが、2007年よりこの敬語は5種類に分類される事となり、現在「尊敬語」「謙譲Ⅰ」「謙譲語Ⅱ」「丁寧語」「美化語」の5種類で敬語とされています。

そして、仕事で使う敬語は特に「ビジネス敬語」とも呼ばれる時があるのですが、この敬語の5種類の内「尊敬語」「謙譲Ⅰ」「謙譲語Ⅱ」を集中的に使用します。仕事において「敬語」と言うとこの「尊敬語」「謙譲Ⅰ」「謙譲語Ⅱ」を徹底的に使用するビジネス敬語の事になりますので、そもそも日常生活ではなかなか使用しません。

尊敬語

「尊敬語」と言うのは、自分より社会的に立場が上にある人に対して使用する言葉になり、相手に対する敬意を表現するのが目的です。尊敬語と言ってもいろいろ種類があるのですが、対象となるのは自分より社会的立場が上の人がする「行動」「物事」「状態」で、これらの3つに対して敬語を使用します。

具体的には「お越しになる」「おっしゃる」「行かれる」などなど、本当に色々なものに対して尊敬語と言うのは使用しますが、尊敬語に変換する必要がない言葉がある時もあるため、使い慣れないと本当にすごく大変な言葉になります。しかし、失敗しつつも使っている内に使いこなせるようになるので、まずは同じ部署内の上司に対して使うところから始めてみましょう。

謙譲Ⅰ

謙譲Ⅰは話している自分や身内、同部署内の人を相手のより低い位置に置いて、相手に対してへりくだる事で自分よりも社会的地位の高い人に対して敬意を示す時に使用する言葉になります。この謙譲Ⅰを使用する対象は尊敬語と同じく自分や身内の「行動」「物事」「状態」に対してして使用します。

具体的には「参る」「拝見する」「致す」「お目にかかる」になりますが、尊敬語とすごく混合されやすい上に、謙譲語にしなくてもいい言葉まで謙譲語Ⅰにしてしまう事が多いので、尊敬語と謙譲語Ⅰの違いについてしっかりと学び、尊敬語同様、最も短にいる謙譲語を使用する相手である上司に対して使用するところから始めましょう。

謙譲語Ⅱ(丁重)

自分よりも社会的地位の高い相手に対して使う謙譲語の中でも特に丁重に言う時に使用する言葉になり、「丁重語」と分類されることもあります。使い方は、自分や身内、同部署内の人をへりくだって表現する事で相手に対して権威を示す事を目的に使用するのは同じなのですが、謙譲Ⅰと違うのは、謙譲語を使用る相手が必ずしもそこにいないと言う事になります。

そして、謙譲語Ⅱの最大の特徴が「おる」と言う表現になります。この表現は「いる」を謙譲語に変化させた言葉になるのですが、普通に「います」と言うよりも丁寧な印象を相手に与える事ができるので、ちょっと押さえて置いたほうがいいです。

丁寧語

この丁寧語と言うのは、最もビジネス敬語と混合されやすい言葉になります。いわゆる「ですます言葉」と言われている言葉で、日常から使用しているので誰でも使いこなせているのですが、これはビジネス敬語としては扱われておらず、あくまで日常的な言葉使いとしてビジネス敬語では分類されています。

なので、敬語なのに敬語じゃないと言われ、仲の良い先輩やプライベートでは通用しても、上司や取引先には使用する事ができません。あくまで、仕事においては「尊敬語」「謙譲Ⅰ」「謙譲語Ⅱ」が敬語であり、丁寧語は普段用の言葉使いであると言う事をしっかり覚え、使い分けができるようにしましょう。

美化語

「美化語」と言うのは、「お酒」「お手洗い」のように、言い換える事で上品に言っているように聞こえるようにする言葉になります。あくまで上品に言っているように聞こえるするのが目的なので、ビジネス敬語の1つとして分類はされていませんが、現在では敬語の1つとしています。

ちなみに、ビジネス敬語をしよする場ではこの美化語もかなり使用するのですが、相手によっては聞き逃してくれない事もあり、相手に対して自分の印象を崩す事になってしまいかねないので、注意をしましょう。

使い方

ではここで、本格的に「ですかね」は敬語でどう言ったら良いのか、と言う事に関して紹介します。「ですかね」と言うのは、あくまで「〜かね」の丁寧語においての表現でしかないので、「尊敬語」と「謙譲語Ⅰ・Ⅱ」を敬語とする仕事で使う敬語では日常語の1つでしかないとされています。

正しくは、「でしょうか」「ございますか」になります。そして、この「でしょうか」にも気をつける部分があり、「でしょうかね」と言ってしまう事です。飲食店などのアルバイトではこの「でしょうかね」で通用している場合があるので癖になってしまっている人もいますが、「ね」を語尾につけるだけですごく自信がないように受け取られてしまいます。

相手によっては横柄な態度を取っていると認識してしまうので、普段から社会的立場が上の人には「ですかね」と「でしょうかね」は使用しないようにしましょう。

メールでの使い方

メールにおいても、敬語は敬語きちんと使用するべきなので、先に紹介したとおり「ですかね」ではなく「でしょうか」できちんと書きましょう。特に、メールもそうですが、文章にすると後々で読み返す事ができるので、些細な敬語ミスが目につきます。

相手に失礼な文章を書いていた時、話している時よりもショックが大きくなります。敬語の使い方に自信がない内は必ず読み返し、相手に失礼がないかどうか確認する習慣を身につけましょう。

上司への使い方

上司に対しても、「ですかね」ではなく「でしょうか」を使うようにしましょう。むしろ、直属の上司は最も身近にいる敬語を使う相手になります。仕事に関して指導をしてもらう事になるのですから、まずは直属の上司から「ですかね」の敬語である「でしょうか」を敬語を使い始めましょう。

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