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「お大事になさってください」の意味と正しい使い方は?

更新日:2020年07月17日

普段、私たちが使う日本語を正しく使えていますか。と聞かれたときに、はい、と自信をもって答える人は少ないかもしれません。「お大事になさってください」という言葉は、相手を気遣う素敵な言葉です。正しく使い、相手に自分の気遣いが伝わるようにしましょう。

家族での使い方

家族が体調不良で家で寝込んでいるとき、お大事になさってくださいといいますか。

確かにテレビや映画などでは、由緒正しい家柄のお嬢様が父親に向かって、「お父様、どうぞお大事になさってくださいませ」などと声をかけているシーンがありますが、多くの家庭ではそのような丁寧な言葉で家族の体調の心配をするのではなく、お大事にね、などとカジュアルな感じで声をかけているのではないでしょうか。

あまりにもかしこまった言い方をしてしまうと、相手も構えてしまいますし、なんとなく遠い存在を演出してしまう可能性もあります。家族の中ではお大事にだけで済ませても良いでしょう。

子供には?

子供が病気になったら心配です。子供に対しても、家族内で使うように、お大事にねというカジュアルな言い方で十分でしょう。

ただ、お大事にだけでは、寂しい感じがしますので、早く良くなって。早く風邪治そう。などと一言付け加えてあげるようにすれば、子供も早く治そうという気持ちになるはずです。栄養たっぷりの料理を作ってあげて、早く子供が元気になることを祈ってあげましょう。

相手の家族など

あなたの知り合いの家族などが病に倒れたりした場合には、なんて声をかけてあげるのがよいのでしょうか。

会ったことがある人であっても、今まで一度も会ったことがない人であっても、最も丁寧な言い方をする方が良いでしょう。お大事にしてください。と声をかけてあげてください。

あなたとあなたの知り合いがとても仲が良くても、相手の家族はあなたの友達ではありません。ビジネスで使う時と同じように、相手の立場を上と考えて常に丁寧な言葉で気遣いの言葉をかけてあげましょう。

「お大事になさってください」の言い換え表現

お大事になさってくださいとは、体調を崩している人に対して使うことが一般的です。早く体調がよくなりますように。これ以上体調を拗らせませんように。といった意味がお大事になさってくださいの裏には隠れています。

これらの意味を持つ言葉は他にもあります。ご自愛くださいという言葉です。ご自愛くださいとは、自分を大切にしてくださいという意味があり、お大事になさってくださいとほぼ同じ意味です。

お大事になさってくださいと言う代わりに、ご自愛くださいを使うことができますので、お大事になさってくださいを使いすぎたと感じたら、ご自愛くださいを使ってみてはいかがでしょうか。

お大事になさってくださいは健康な人には使えない?

お大事になさってくださいという言葉は健康な人には使うことはできません。既に病気になっている人に対して使う言葉ですので、お大事になさってくださいと健康な人に言ってしまうと、悪い印象を与えてしまうこともありますので、注意が必要です。

インフルエンザが流行っているから、かからないようにお大事になさってくださいと言いたい気持ちもわかりますが、健康な人に向かって言う場合には、かからないようにしてくださいという言い方が正しい使い方です。

普段使っている言葉でも、一歩間違えれば、相手に悪い印象を与えてしまう可能性もありますので、話す前に良く考えて言葉にするようにしましょう。

せっかく相手を気遣って使った言葉が、逆に相手に悪い印象を与えてしまうのはもったいないですので、きちんとした言葉で話しましょう。

正しくお大事になさってくださいを使おう

日本語は素敵な言葉です。お大事になさってくださいの一文には、これ以上体調が悪くなりませんように、早く体調がよくなりますように。という意味が含まれています。実際に言葉として表現しなくても、そういった意味が含まれているのを、日本人の多くは知っています。

海外の人からみれば、きちんと言葉にしてくれないとわからないという感覚もわかりますが、含まれている意味を言葉に表さなくても感じ取ることができる日本語は素敵な言葉だと思いませんか。

みなさんも、素敵な日本語を正しく使って、相手を気遣うようにしましょう。

初回公開日:2018年11月28日

記載されている内容は2018年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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