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「寿」の読み方と意味!正しい使い方は?

更新日:2020年07月17日

あなたは、普段お祝いをしたり、年賀状を書いたり、名前を付けたりする時に使われる「寿」特別な読み方や意味などがあることをご存知でしょうか。一言に「寿」といっても、色々な読み方、意味使い方があります。のしで使う際の使い分けや古文での意味を紹介します。

「寿」の読み方と意味

あなたはどんな時に「寿」という文字を目にしますか。またはどんな時に使いますか。日本では結婚、出産、正月など色々な場面で「寿」という文字を使用します。

お祝いの時に使用する「寿」ですが、の正しい意味や使い方、由来などはご存知でしょうか。また、どんな時に使うのかを知っていますか。日本人にとってなじみのある漢字「寿」について紹介します。

「寿」の読み方

おめでたい場面でよく使われる「寿」ですが、どんな読み方があるのでしょうか。

・寿の異体字


・寿の音読み
ジュ、ス(常用外)、シュウ(常用外「壽」のみ)

・寿の訓読み
ことぶき(寿)、ことぶく(͡寿く(常用外))、ことぶく(寿く(常用外))、ひさしい(寿しい(常用外))

寿の読み方は、常用の読み方だけでなく、特別な読み方をするものもあります。

「寿」の意味

「寿」という言葉はお祝いのイメージや意味が強いですが、色々なお祝いの意味が含まれる事をご存知でしょうか。

「祝いの言葉を言う」「ことほぎ」などという意味があります。わかりやすく言うと、お祝いの言葉そのものの事です。結婚式などでも寿と言う言葉は良く使われる言葉ですし、祝儀袋に寿を用いたり、結婚式の招待状の返信に用いたりもします。結婚を機に退職した方を寿退社などと言います。

「めでたいこと」「よろこび」「お祝い」といった意味があります。また、その儀式の事をさし、年賀状などで使う寿の文字、目上の方に使うのは失礼にあたりますが、新年を迎えた喜びを表した言葉です。

「長寿」「長命」「長生き」などの意味もあり、長寿をお祝いする意味があるので、米寿などのお祝いには寿の文字を用います。

「寿」の漢字の由来

漢字にはどんな漢字も由来があります。「寿」にはどんな由来があるのでしょうか。寿という言葉を見ていきましょう。「ことぶき」は「ことほぎ」という言葉が変化した言葉です。

「ことほぎ」と言う言葉は「言(こと)」+「祝く(ほく)」の連用形です。そのことほぎという言葉も、平安時代以降、「寿ぐ(ことほぐ)」「言祝ぐ(ことほぐ)」「寿ぐ(ことぶく)」というようになり、「ことぶく」の連用形だったものが名詞化していき「ことぶき」になったと言われています。

古文・漢文での「寿」の意味

漢文で使われる中国古文の漢文に、「寿ければ(いのちながければ)則ち辱(はじ)多し」という言葉があります。この言葉は、長生きをすると、それだけ恥を受ける事が多いという意味です。

この言葉は古文にある「男子多ければ則ち懼れ多し。富めば則ち事多し。寿ければ辱め多し」という言葉が元になっています。男の子が多いとそれだけ心配事が多くなり、お金持ちになれば面倒ごとが増える長生きをすれば恥をかくことも多くなるということです。

用途別の「寿」の使い方とその意味

年賀状

年賀状でよく目にする「寿」は新年を迎える事をおめでたい事と言う意味を表した言葉です。ですが、この「寿」を使う時には注意が必要です。あなたは、年賀状に書く言葉にもマナーがあることをご存知ですか。

「寿」「福」「賀」などの一文字は目上の人へ使うのは失礼とされています。「賀正」「新春」「迎春」の場合も同じです。なぜ感じ一文字や二文字で表したものは失礼に当たるのでしょうか。

それは、年賀状は新年のあいさつを直接できない方へ送ります。ですから目上の方に送る場合は、相手に敬意をはらったものを送るのが良いとされているからです。ですから年賀状に「寿」と入れる場合は、部下や同僚、友人に送るようにしましょう。

箸袋に「寿」と書かれたものをお正月が近づくにつれ目にする機会が増えるのではないのでしょうか。これを祝箸と言います。「祝箸」とはどんなお箸かをご存知ですか。祝箸とは八寸(約24㎝)なので縁起が良とされています。祝箸は「両口箸」「柳箸」「俵箸」と呼ばれることもあります。

祝箸は、両端が細くなっています。それにもちゃんと理由があり、一方は人が使うため、もう一方は神様用とされています。それはおせちは神様にお供えしそれを下げていただくため神様も食事を共にする事から両端が細くなっています。

日本ではお祝いの席でそのお箸が折れたりすることを忌み嫌っており丈夫で折れにくい柳の木が使われています。そのことから「柳箸」とも言われます。

「俵箸」と言われる由来は五穀豊穣を願い米俵を模しているためです。他にも「はらみ箸」と呼び子孫繁栄を表したり「太箸(たいはし)」と呼ばれることもあります。

のし

お祝いを送ったり、お返しを送る際には必ずのしを付けます。「寿」を付ける時はどんな時なのでしょうか。

寿とは、長寿の意味やお祝いの意味があることから、めでたい事や長寿をお祝いする時に使います。「結婚祝い」やそのお返し「還暦(数え61歳)」「古希(数え70歳)」「喜寿(数え77歳)」「米寿(数え88歳)」「白寿(数え99歳)」「金婚式(結婚後50年目)」「銀婚式(結婚後25年目)」のお祝いの際に熨斗紙に「寿」と書くことができます。

結婚

結婚のお祝いで「寿」を使う方は多いのではないでしょうか。結婚のお祝いを渡す時に使うだけでなく、結婚式当日の引き出物に使われる熨斗にも「寿」の文字が使われます。

結婚祝いを渡す場合の表書きは、「寿」「御祝」「御結婚祝」と書き、挙式当日までに送るのが望ましいでしょう。

また、お祝いをお返しする際の表書きは「寿」「結婚内祝い」「内祝」と書いて挙式後なるべく早くお返しをするのが望ましいです。この時水引を蝶結びにならないように気を付けましょう。

招待状の返信にも使える「寿」お祝いの意味がある寿、その寿を返信ハガキの宛名にある「行」の上に、そして、裏面の「御」の上に書きます。その時の文字の色は赤でも黒でも構いません。字が綺麗じゃないと抵抗があるかとおもいますが、とても粋な返し方です。必ずしなければならないものではないですが、一度試してみてはいかがでしょうか。

金封

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初回公開日:2018年12月01日

記載されている内容は2018年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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