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2017年09月11日

【書類別】割印とは?位置と具体例|領収書・印紙・契約書・封筒

割印の正しい押し方位置ルールを解説いたします。割印は大切な書類の安全性を確保してくれます。割印と契印の違いや複数枚に渡る書類に押す場合など、この割印を押す意味や位置を理解し、円滑なビジネス、生活環境を手に入れてください。

割印の意味とルール

ここでは、割印の意味を正しく理解し、事前にトラブルを回避出来るようになることを目的に解説いたします。正しく理解することで、今後のビジネス・生活に役立てていきましょう。

そもそも、契約とは、口約束であっても成立します。したがって、自分の都合のいいように解釈して契約内容が変わる可能性もありますので、公的書類として約束事を紙に書き記すことでトラブルを回避することが出来ます。この際、割印を押すことで、契約当事者同士が契約内容は同一で、内容も変わりないことを証明出来るのです。

割印を押す意味は、2つ以上の文書で割印を押した文書間の関連性、同一性を示すことにより一方の文書が改ざんされることを防ぐためです。

割印とは?

「割印」とは、2枚の契約書が対であるという事を証明するために、それらの契約書を重ね、各々に半分ずつ写る様に押す事です。

例えば、あなたが不動産を購入したとすると、売り主とあなた双方に不動産売買契約書を手にすることになります。このとき、双方が合意した内容を確認し、一つの契約書であることを証明するために押す印のことを割印といいます。ちなみに、契約書の割印には、必ずしも契約に使用した印鑑と同じである必要はありません。

売り主とあなたのそれぞれの契約書を重ねて、両方に重なるように印を押します。どちらか一方の文書が改ざんされたり、原本を不正にコピーされるということを防ぎ、後にトラブルにならないようにするのです。

契印とは?

2ページ以上にわたる契約書などの場合、次のページもこの書類が続いていることを証明する証となります。契約書が複数ページに渡っており、製本されている場合に、見開きの境になる部分に押します。契約書のページを後から不正に追加したり、抜き取ることができないようにします。一方で、契約書が1枚のみの場合、契印は不要で署名欄に署名押印するだけです。

契印は割印と違い、記名押印に使用した印鑑を使わなければなりません。

割印と契印の違い

契約書の割印及び契印は契約書が不正に改ざんされることを防ぐ目的で使用されます。割印が独立した2つ以上の文書の間で行われるのに対し、契印は通常同一文書内でそれが複数ページにわたる場合に、全て一体の文書であることを示すために行われます。

一般的には文書をまたがって押印するものはすべて「割印」と思われがちですが、目的・用途によって名称や押し方に違いがあることを覚えておきましょう。

消印

何らかの損得に関わる書類、ビジネスで発生する契約書、住宅の売買契約書、工事請負契約書などは、印紙税法上で定められた取引金額に応じた印紙を貼り付けることとなっています。これについては、取引などで生じる契約書や領収書といった、金額が記載された20項目の文書が対象です。この文書・契約書に貼り付けた、印紙と文書にまたがって押す印鑑が消印です。

消印と割印との違い

消印は領収書や契約書に添付する際に、領収書と印紙をまたぐように押印します。収入印紙の再使用を防止するために押す判子で、印紙と文書にまたがって押します。収入印紙に押される割印なので、割印の一種なのです。

割印・契印を綺麗に押すには

厚みのある契約書の場合、重なる部分がキレイに写らない事があります。こんなときは、書類を重ねたときの下の書類の下に、書類と同等の厚みのあるものを重ねて押印すると、段差が解消され綺麗に押すことが出来ます。

割印の位置

割印を押す位置は厳密に定められているわけではありませんが、通常は文書の上部に少しずらして押します。

表紙

各契約書の表紙を縦もしくは横にそれぞれ、ずらして重ね合わせ押します。契約当事者が3名いる場合でも、3通をそれぞれずらして重ね合わせて3通共にまたぐように押します。また、契約書に厚みがあり、割印が押せないような場合は他を折り返し表紙部分だけが重なるように、割印してください。この時、各割印の陰影が重なる位置に合わせて押してください。

上下、順番、位置

契約当事者が複数いる場合は、誰がどの位置に割印するのか疑問に思うでしょう。例えば不動産売買契約書だと、売主なのか買主なのかわからないと思います。売主が上の位置に押しても、買主が上の位置に押しても何ら問題ありません。つまり、契約自体に影響がないということです。見栄えを重視する時などは、割印の位置を考えてもいいでしょう。割印の位置で契約が無効になることは、ありませんのでご安心ください。

契印の位置

契印は、契約書のページをつなぐ意味と、契約当事者全員が内容に意義がないことを担保する目的で押される印です。その為、記名押印に使用した印鑑でなければならないのです。契約書には製本テープで製本された契約書が多いと思います。製本されたほうが見栄えも保存にも、また欠落防止にもなります。

この製本された契約書の契印の位置は、裏表紙に製本テープをまたぐように押し、当事者全員押します。したがって、製本した契約書には、各ページに契印を押す必要が無いということです。製本テープでなくても、ホッチキス留めでも全く問題ありません。しかし、ホッチキス留めの契約書の場合は、左右のページにまたがる位置に、尚且つすべてのページに契印を押さなくてはなりません。

書類別割印の位置例

領収書

領収書に押す割印の位置ですが、領収書には幾つか種類があります。横に控えが有り、ミシン目の切り取り線が入っているものは、切り取り線を跨ぐ位置に割印を押します。その他の領収書と控えは、少しずらして重ね上側のそれぞれまたがる位置に押しましょう。

印紙

収入印紙の場合は、書類と印紙両方に掛かる位置に押します。印紙の再利用を防止する目的なので、印鑑ではなくサインでも可能です。この場合はボールペンなどの消えないものでサインする必要があります。

契約書

割印の位置で契約書が無効になることはありません。したがって、どの位置に押印しても問題ありません。当事者の都合にあわせて位置を決めればいいのです。

封筒(現金書留、入札書、遺言状、履歴書)

”現金書留”は封筒の裏の封をする位置に、3ヶ所の割印が必要です。この場合、シャチハタでも構いません。決して、ポストへ投函いてはいけません。必ず、窓口にて手続きするようにしてください。この時印鑑がなければ署名でも大丈夫です。

”入札書”は、一般競争入札や指名競争入札などの入札に参加する際の金額を記入する用紙で、封筒に入れて提出しなければなりません。封筒の割印の位置は、封をした位置にする必要があります。

”遺言書”は改ざんのリスクを避ける為に封筒に入れ割印をします。割印の位置は、封をした位置にする必要があります。

”履歴書”は中の書類はもちろんですが、封筒にも押印が必要です。割印の位置は封をした位置にする必要があります。封はテープなどではなく、糊付けで封をします。〆の印を封の中央に、割印を両端の位置に2か所することで安心できます。

正しく理解し正しく押す

割印は必ずしも記名押印に使用した印鑑でなくてもいいのですが、契印は記名押印に使用した印鑑を使わなければいけないという決まりがあります。これは書類の改ざんを防ぐだけでなく、記名押印した本人が内容に同意したことを証明するためなのです。もし記名者が複数いる場合は、原則全員が契印を押すことになっていますが、記名者が多数の場合は、契約を交わした者同士の合意の上で、代表者1名が契印を押す形式でも構わないことになっています。

様々な場面で役割のある、割印のことをご理解いただけたことでしょう。事前にトラブルを回避することで円滑に、安全にビジネスや生活を謳歌出来ることでしょう。

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