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2017年09月11日

菓子折りおすすめ(退職/お詫び)・菓子折りを選ぶポイント

菓子折りって、いざ贈るとなると何を選べばよいか迷ってしまいませんか?アルバイトを辞める挨拶に、菓子折は大げさ?お詫びのお供に最適なのは?ここでは、さり気なく喜ばれる贈り物をしたい人のために、菓子折りを選ぶ際に大切なポイントをまとめました。

気持ちをカタチに

菓子折りおすすめ(退職/お詫び)・菓子折りを選ぶポイント

菓子折りの差し入れは、おいしいお菓子と話題を提供してくれて、職場やバイト先の雰囲気をぱっと華やかにしてくれる、ちょっと嬉しいサプライズです。いただく時は何だってありがたいれど、いざ自分が贈るとなるとあれこれ悩んでしまうのも菓子折りではないでしょうか?

ここでは、贈る側になってみて初めて気づく素朴な疑問や、シーン別のおすすめ、気をつけたいポイントなど、おすすめの菓子折り選びについてまとめてみました。

菓子折りの「折り」ってなに

「折り」とは、日本に古くから伝わる伝統的な木製の箱のことで、かつては松やヒノキ、杉材などが多用されていました。高温多湿な日本の気候によく馴染むこれらの素材には、抗菌作用や通気性があり、軽いうえに中身の湿気を適度に吸収するので、漆器の重箱に代わる容器として利用されていたのです。

現在でも紙製や発砲スチロール、プラスチック製で木目を表現した容器が出回っていますが、昔ながらの木製品は中の食品に木の良い香りが移って感じの良いものです。

菓子折りを選ぶときは、パッケージにこだわってみるのもおすすめです。折りの中身は寿司や弁当、お菓子などさまざまで、それぞれ寿司折り、折詰弁当、菓子折りと呼ばれます。

古くは手軽な使い捨ての食器として扱われていた折り箱は、近年では少し改まった挨拶などに持参する手土産として定着しました。手土産を「菓子折り」ということで、場のフォーマル度や重要性を表現することもあります。

菓子折りの相場って?

人数や要件にもよりますが、相場としては概ね3000円から10000円の範囲がおすすめです。特に、お詫びの菓子折りが高価すぎると大げさな印象を与えてしまって、逆効果になることもあります。菓子折りは「これで勘弁してくれ」というような不始末の代償ではなく、あくまでお詫びの挨拶に持参する手土産です。

菓子折りにそれ以上の意味を付けてしまうと、受け取る側としては「お詫びの気持ち以外にも、何かアピールしたいことがあるらしい」と余計なことを勘繰ってしまうため、おすすめできません。率直に罪悪感を金額に反映させてしまうのではなく、慎みを表現するように心がけましょう。

熨斗(のし)はお付けしますか?

菓子折りおすすめ(退職/お詫び)・菓子折りを選ぶポイント

日本古来の習わしとして、贈り物を美しくつつむ「掛け紙(かけがみ)」を用いますが、店頭で菓子折りを買い求めると「熨斗はお付けしますか?」と聞かれます。改まった感じを出したいときはもちろんですが、気軽な菓子折りの場合でも失礼に当たることはありませんので、迷ったら付けてもらうのがおすすめです。贈る側の真心を表す大切な社交辞令となっていますので、折りを見て使い方をマスターしておきましょう。

熨斗紙とは

本来は奉書、水引、熨斗の3つがセットになっていますが、近代以降は右上のところに折り紙で作ったような縁起物の「熨斗(のし)」が付いた熨斗紙(のしがみ)を使うのが一般的です。ちなみに、掛け紙を弔辞に用いる場合でも「熨斗紙」と呼ぶことがありますが、実際には縁起物である熨斗そのものはついていません。

中央の紐が「水引(みずひき)」で、慶事や一般的な菓子折りには紅白を、弔辞の場合に鍵って白黒を選びます。さらに、出産祝いや新築祝いなど、何度あっても良いお祝いには、結び直しができる「蝶結び」を、結婚式やお見舞いのように繰り返したくないものは、一度結ぶと解けない「結び切り」を使うことが決まりです。

水引のタイプは、同じ祝い熨斗でも結婚祝いやお見舞いなど、用途によって少しずつ違います。間違えると失礼になりますので、自信がないときは必ず誰かに相談しましょう。

菓子折りに付ける熨斗のタイプ

水引より上には、「お祝い」「寸志」といった贈り物の題目を、水引の下には送り主の苗字を記し、これを「表書き(おもてがき)」と呼びます。手土産として菓子折りを持参する場合は、すっきりとした無地熨斗もおすすめです。

最後に、「内(うち)熨斗」と「外(そと)熨斗」のちがいですが、品物に直接「掛け紙」を付け、包装紙で包むのを「内熨斗」、包装紙の上から紙を掛けるのを「外熨斗」と呼びます。使い方にについては厳密な決まり事はありません。

しかしながら、内熨斗は控えめな贈り物の表現として認識されており、内祝いなどに多く用いられます。一方、送り手が一目でわかる外熨斗は、当選祝いや結婚祝いなどの盛大なお祝いごとにおすすめです。菓子折りを先方に持参する場合は外熨斗が一般的です。

どんなときに持参するべき?

菓子折りおすすめ(退職/お詫び)・菓子折りを選ぶポイント

では、実際にどんな場面で菓子折りを持参すれば良いでしょう。菓子折りは、食べてしまえば無くなることから「消えモノ」といわれるおすすめの贈り物です。菓子折りに限らず、洗剤や飲み物などの消耗品を総称した呼び方で、早く消えてしまうので後腐れがなく控えめです。

また、菓子折りは生花のようにいつまでも置き場所を取ったり、お世話の必要もないため、先方の手を煩わせることもありません。その意味で、いつでも気軽に活用できるおすすめの方法です。

取引先へのお詫び

仕事上のミスで、先方に何らかの不利益を与えてしまった場合、菓子折りを持ってできるだけ速やかにお詫びに伺います。あらかじめメールや電話で連絡を入れ、担当者に面会を申し入れておきましょう。迅速な対応と誠実な姿勢が何よりも大切です。

退職の挨拶に

退職が決まったら、お世話になった職場の方々にお礼を兼ねた挨拶が必要になります。一般的には最後の出勤日に菓子折りを持参することになりますが、出張などで留守が多いことがあらかじめ分かっている場合は、後日改めて挨拶に伺うという方法もおすすめです。

最期の日に急な用事で席を外してしまい、機を逸したということのないように、退職日が迫ったら個人的な挨拶を少しずつ済ませておくことをおすすめします。

アルバイトでお世話になった方へ

では、アルバイトでお世話になった方々に最後の挨拶をする場合にも、菓子折りは必要でしょうか。勤めた期間や親密度にもよりますが、アルバイトは賃金を目的とした労働なので、必ずしも菓子折りは必要ではありません。

それでも、それ以上のものを頂いたと感じ、感謝を伝えたいのなら、無理のない範囲で素直に気持ちを表現することをおすすめします。反対に、「とんでもない目に遭った」というようなバイト先に菓子折りを持参する必要はありませんが、きちんとした挨拶で締めくくりましょう。

終わりよければすべて善しというように、最後をしっかり締めることができれば次への自信にもつながり、自分の糧になります。嫌な思い出をスッパリ断ち切りたいときには、少し発想を変えてみるのもおすすめです。

どんな挨拶が適切?

菓子折りおすすめ(退職/お詫び)・菓子折りを選ぶポイント

「つまらないもの」はNG?

かつて贈答品を手渡す際には、「つまらないものですが、どうぞお納めください」というのが決まり文句でしたが、やや卑屈な印象を受けるためか、「つまらないものを人さまに差し上げるなんて」という解釈も生まれています。

典型的過ぎるあまり、やや表面的で親しみに欠けるのは確かですが、聞き慣れたフレーズは口から出やすいのも事実です。多くの人が違和感を覚える言い回しならおすすめはしませんが、「こんなものしか差し上げるものがなく、お恥ずかしいのですが」という謙遜の表現として間違いではありません。

実際に先方へ足を運ぶことで謙虚な気持ちになったり、気の利いた挨拶を用意していたのにおもわず慣用句が口を突くというのはよくあることです。細かい言い回しに気を遣うよりも、慣用句で素直に自分の気持ちを表現することをおすすめします。

よく使われる挨拶例

まだ慣れていないうちは、決まり文句に自分の気持ちを上手く乗せてさらりと決めるのがおすすめです。具体的には、「こちらは、気持ちばかりの品ですが」「よろしければ、皆さまでお召し上がりください」「ささやかですが、ほんの気持ちです」などがおすすめです。

ちなみに、「ご笑納ください」は、「こんなつまらないものですが、どうか気を悪くなさらずに笑って受け取ってください」という心情をスッキリとまとめた表現ですが、手紙などに用いる書き言葉なので、対面の挨拶には不向きです。

また、「おいしいので召し上がってみてください」などの表現は、素直でフレンドリーですが押し付けがましく、馴れ馴れしい印象です。菓子折りを差し上げる相手との関係によって使い分けることをおすすめします。

どのタイミングで渡す?

菓子折りを先方にお渡しするタイミングですが、いくつかの考え方があります。タイミングが大事なのは、受け取る側もそれなりに気を遣うためです。基本的には、挨拶を済ませたら外袋から取り出し、相手の前に差し出すのが無難でおすすめです。

しかしたとえば、相手との関係や話の内容によっては、先に渡してしまうことで賄賂のようなニュアンスになってしまい、相手に気を遣わせてしまうことになるケースもあります。そんなときは、別れ際にさり気なく手渡すことで、贈り物の意味がシンプルになって気持ちが伝わる場合があります。

伝えたいのはあくまでも気持ちなので、菓子折りの受け渡しはできるだけスマートに終わらせたいものです。

シーン別「菓子折り」のおすすめ

お詫びにおすすめ「老舗の定番」

贈答の中でも特に気を使いたいのは、お詫びに伺う際の菓子折りの選び方です。相手はこちらのミスで不利益を被ったうえ、貴重な時間を割いて謝罪を受けようとしているのですから、謝罪する側としてもゆっくり手土産など選んでいる場合ではありません。

その点、一般に「定番」と呼ばれているロングセラー商品は、比較的全国的に手に入るものが多く、選ぶのに時間をとらないことから「迅速性」が共通認識となっています。スピーディーで品質の確かな定番は、お詫びの手土産におすすめです。

羊羹(ようかん)には、話を「固める」、「事態を重く受け止める」という意味があることから、古くからお詫びの菓子折りに用いられる定番中の定番です。羊羹のトップブランド「虎屋」は、1586年(天正14年)創業の老舗で、さまざまな意匠の商品が選べるのでおすすめです。

退職の挨拶におすすめ「バラエティ」

退職のご挨拶におすすめの菓子折りは、人数分のお菓子が入った詰め合わせです。女性目線で選ぶと、話が弾んで場が華やかになりやすいのでおすすめです。コーヒーによく合う洋菓子の詰め合わせなどは、種類の多いものをチョイスすれば好みに合わせて選べますので、女性にとっては頂いてうれしい菓子折りのひとつです。色とりどりで涼しげで、ジュエリーのように可愛いスイーツががたくさん入った「千疋屋」のひと口ゼリーも人気です。

バイトを辞めるときのおすすめ「こころばかり」

お世話になったバイト先へ、挨拶がてら手土産を持参するときは、あまり堅苦しいものよりも「お口に合うか分かりませんが、お気に入りなのでよかったら食べてみてください」と差し上げられるようなものがおすすめです。

次にやめる人が心苦しくなるような、ゴージャスなものは避けましょう。内容量が人数に見合ったものを基本に、どなたの口にも逢いそうな個包装のおせんべいや、チョコレートの詰め合わせなどがおすすめです。

菓子折りを選ぶときのポイント

菓子折りおすすめ(退職/お詫び)・菓子折りを選ぶポイント

話題性のあるものがおすすめ

定番の人気商品も喜ばれますが、「このお菓子、前からちょっと気になってたんだよね」という菓子折りや、自分がおすすめしたいお気に入りをさり気なく贈ることができる人は、ちょっと素敵です。

人気が高くて並ばなければ買えないレアなお菓子や、マスコミで話題のカリスマがいる有名店の商品など、話題性のある菓子折りは場を華やかにしてくれます。クチコミ評価をチェックしたり、ふだんから情報収集をしておくといざという時に便利なのでおすすめです。

基本は個包装で

職場に菓子折りを持って行くときは、配りやすい個装タイプがおすすめです。人数が多ければ餡子が苦手な人や生クリームがNGな人、マンゴーが苦手だという人など、それぞれ好みも違いますが、そんなときでも個包装なら家に持って帰って頂けるかもしれません。

外勤の方でも気軽にバッグに入れやすく、衛生的なのでおすすめです。ちょっと小腹がすいたとか、甘いものが欲しいというタイミングで喜んでもらえるなら、贈る側としても本望というものです。

日持ちの良いものが便利

生ものは高級感があり、夏場なら冷たいものも喜ばれますが、置き場所に困るという意味では常温で置いておける菓子折りも気が利いた手土産としておすすめです。甘いものなら羊羹の賞味期限が長いですし、最近は日持ちのする和菓子も多く出回っています。

ほかにも、幅広い年齢層に人気のサブレ系やラスク、男性の多い職場なら個性的なおかきのセットなども、気軽につまめて日持ちするのでおすすめです。

心のこもった菓子折りを

菓子折りおすすめ(退職/お詫び)・菓子折りを選ぶポイント

おすすめの菓子折りと、選ぶときのポイントについてご紹介しました。菓子折りは、ほんの小さなギフトですが、社会人としての重要な社交辞令ですので、日ごろからセンスを磨いておくことは決して無駄にはなりません。また、真摯な想いや感謝の気持ちを伝えられる大切なチャンスのひとつでもあります。

同じ贈るならしっかり気持ちも伝わるものを選びたいものです。菓子折り選びの際は、ぜひ参考になさってください。

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